2016年3月3日木曜日

一時帰国 クバオから成田へ 唸るタクシー運転手


ダウを出てクバオのバスターミナルからタクシーで

NAIA3に行くために停車しているタクシーに声を

かけると、「いくら払う?」と訊かれたので、とりあえず

前回最低値だったと思われる金額250ペソと言って

断られるのではないかと思っていたところ、あまりお客が

多くなかったこともあり、暫らく思案してから親指を立てて

オーケーサインを作りました。


比較的若い運転手でした。


少ない荷物を後部座席に乗せて、座ると運転手は

走り始めたのですが、少し走ると直ぐにもう一度

「何処まで行く?」と訊き始めました。


行き先を言って料金も合意したはずなのにまた

訊きかえすのは何か企みがあるような気がしました。


念を押すため、NAIA3と二度言い、後で揉めないように

大きな声で言いました。


するとその若い運転手は 「う~~ん」 と唸り始めました。


そして、「遠い・・・、350ペソ」と言いました。


値段交渉に入ったのは明らかなので、このラリーに

付き合うつもりはなかったので、「オーケー、それじゃ降りる」

といい、車を停めるように言いました。


道にはまだ他のタクシーが停車しているのが見えたので

今だったらいくらでも代わりのタクシーと話ができると

思いました。


一旦了解した金額を蒸し返して交渉を始める運転手は

この先、どこで揉めてタクシーが拾えないところで降りたら

さらに大変になり、空港に到着するのが遅れてしまうかも

しれないからです。


その運転手に車を停めるように二度程言っても車を

停めることはありませんでした。


私は「NAIA3はサウススーパーハイウェイの下を走れば

直ぐに着けるので遠くない」とも言っておきました。


車は渋滞のないエドサを結構なスピードで走っていたのですが、

その運転手は「出発は何時だ?」と訊いてきました。


一応5時だと言っておきました。


これは時刻が迫っている場合には時間をとらせて、料金を

上げる作戦に出たなと簡単に分かりました。


出発まではまだ3時間もあるので、運転手は諦めたのか

そのまま何も言いませんでした。


このようなやり取りはフィリピンでは日常茶飯事なので

避けては通れない事ですが、気の短かい人は切れて

しまうでしょう。


私も昔はそうでしたが、これはフィリピンの文化だと

思い諦めました。


タクシーは午前2時過ぎには空港に到着し、250ペソを

手渡すと、それ以上はもう何も言わず、嫌な顔もしなかった

ので、途中で値上げをもう完全に諦めたものと思います。


この時間帯の移動に慣れてしまうと、混雑し時間もかかる

昼間の時間帯には移動したくなくなります。





空港のレストランエリアにある韓国系レストランで食べた

醤油ラーメン190ペソ、


NAIA3ではここが一番おいしいのではないかと思います。




出発便を待つ登場口付近で横になり搭乗を待ちましたが

午前4時頃にはかなり気温が下がり、半パンで寒く、震えて

いる待合の人も見受けられました。


私は日本に着いても寒くないように、事前にトイレで

ヒートテックの長袖下着とタイツで身を固めました。








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